結論:迷ったら、追加設定は触らずにそのまま進めて大丈夫です。
- AIや検索のボットの設定は、あとから管理画面でいつでも変更できます。
- 設定する場合も、「検索」だけは必ず許可のままにしてください(Google検索に出なくなるのを防ぐため)。
- 「DNSレコードをインポート」は「自動」のままでOKです。
画面の全体像
「ドメインを接続」を選ぶと、次のような項目が並びます。
| 項目 | 何を決めるところか |
|---|---|
| ドメイン名 | 接続するドメインを入力します(例:example.com。www. や https:// は付けません)。 |
| AIトレーニングと検索ポリシーを設定 | 検索エンジンやAIの「ボット(自動で巡回するプログラム)」に、サイトの内容を使わせるかどうか。 |
| 広告を掲載するページを収益化します | サイトで広告収入を得ているかどうか。上のボット設定の「おすすめの初期値」が変わります。 |
| Enable Bot Preference Sync | ボットの設定を、サイトの robots.txt にも自動で書き込むかどうか。 |
| DNSレコードをインポート | 今のDNS設定(お名前.com側の設定)をCloudflareに取り込む方法。 |
AIトレーニングと検索ポリシー
インターネットには、人の代わりにサイトを見て回るボットがたくさんいます。この設定では、ボットを目的別に3種類に分けて、それぞれ受け入れるかどうかを決めます。
「AIトレーニングと検索ポリシーを設定」をオンにすると、下の3つの項目が選べるようになります。オフのままのときは各項目が disabled(選択できない状態)と表示され、Cloudflareの標準の設定が使われます。
3種類のボットとおすすめ
| 項目 | どんなボットか | おすすめ |
|---|---|---|
| 検索 | Googleなどの検索エンジンが、検索結果にサイトを表示するために巡回するボット。 | 許可 ブロックすると検索に出なくなります |
| エージェント | ChatGPTなどのAIが、利用者の質問に答えるためにサイトの情報を読みに来るボット。「近くのランチのお店は?」と聞かれたとき、お店のサイトを参考に答える、といった使われ方です。 | 許可がおすすめ AI経由でお店を知ってもらえる機会になります |
| トレーニング | AIモデルを作る(学習させる)ために、文章や写真を集めるボット。 | どちらでも ブロックしても検索には影響しません |
「広告を掲載するページを収益化します」
サイトに広告を載せて収入を得ている場合に選ぶ項目です。選ぶと、AIにコンテンツを無断で使われにくい初期値(おすすめ設定)になります。画面に「This setting only affects the default presets. It does not affect your detection.」とあるとおり、変わるのは初期値だけで、ボットを見分ける仕組みそのものには影響しません。
会社やお店の紹介サイトのように広告を載せていないなら、選ばなくてOKです。
Enable Bot Preference Sync
robots.txt は、サイトに置いておく「ボットへのお願い書き」のファイルです。この項目をオンにすると、上で選んだボットの設定が robots.txt の先頭に自動で書き加えられます。
例)robots.txt の先頭に、こんな内容が追加されるイメージ
User-agent: GPTBot
Disallow: /
- Cloudflareの設定は、ボットを実際に止める「門番」です。
robots.txtは、行儀のよいボットが自分から守る「張り紙」です。
両方をそろえておくと意思がはっきり伝わるので、ボットの設定を変えた場合はオンにしておくのがおすすめです。設定を触らない場合は、オフのままでも問題ありません。
DNSレコードをインポート
お名前.comで使っていたDNSの設定(メールの設定など)を、Cloudflareに取り込む方法を選びます。
| 方法 | 内容 | おすすめ |
|---|---|---|
| 自動 | Cloudflareが今のDNS設定を自動で調べて取り込みます。 | こちらを選ぶ |
| そのほかの方法 | 設定ファイルをアップロードしたり、あとで手入力したりする方法です。 | 慣れた人向け |
自動で取り込んだあとは、レコードの一覧が表示されます。独自ドメインのメールを使っている場合は、MX や TXT のレコードがそろっているかをこのとき確認してください。取ったばかりでまだ何も使っていないドメインなら、一覧が空っぽでも問題ありません。
あとから変更するには
ここで選んだボットの設定は、ドメインを接続したあとも、Cloudflareのアカウントホームからそのドメインを開けば変更できます。画面の名前や場所は変わることがあるので、見つからないときは管理画面の検索で「AI」や「ボット」と探してみてください。