GUIDE

お名前.comのドメインを
Cloudflareで使う設定手順

お名前.comで取得した独自ドメインをCloudflareに預けて、ホームページ(Cloudflare Workers & Pages)を「https://自社ドメイン」で公開するまでの流れをまとめました。

公開日:2026年10月19日 / 所要時間の目安:作業30分+反映待ち(数分〜最大48時間)

全体の流れ

やることは大きく3つです。ドメインを買ったお店(お名前.com)はそのままに、「住所の案内係(DNS)」だけをCloudflareに任せるイメージです。

Cloudflareに
ドメインを登録する
お名前.comで
ネームサーバーを
Cloudflareに変更する
ホームページの
プロジェクトに
ドメインをつなぐ

ドメインの契約・更新料の支払いは、これまでどおりお名前.comで続きます。Cloudflare側は無料プランで問題ありません。

はじめる前に確認すること

注意ネームサーバーを切り替えると、お名前.com側で設定していたDNSレコード(メールの設定など)は使われなくなります。すでにメールを使っている場合は、STEP1でCloudflareに同じ設定が取り込まれているかを必ず確認してください。取ったばかりで何も使っていなければ、気にせず進めて大丈夫です。

STEP1 Cloudflareにドメインを追加する

  1. Cloudflareにログインすると表示される「アカウントホーム」で、「ドメインを追加」(Add a domain)を選びます。
  2. 「サイトを追加」の画面に、次の3つの選択肢が表示されます。ここでは「ドメインを接続」を選びます。
    選択肢内容今回
    ドメインを接続お名前.comなど、ほかで取ったドメインをCloudflareにつなぐこれを選ぶ
    ドメインを転送ドメインの登録先(契約)そのものをCloudflareに移す選ばない
    ドメインを購入Cloudflareで新しくドメインを取る選ばない
    POINT「転送」は、お名前.comとの契約をやめてCloudflareで更新する手続きです(更新費が安くなることがあります)。ただし、ドメインを取ってから60日間は転送できない決まりがあるため、まずは「接続」で使い始めるのがおすすめです。また、.jp ドメインは2026年10月時点でCloudflareが扱っていないため、転送できません(ドメイン取得サービスの比較)。
  3. 取得したドメイン名(例:example.com)を入力します。www. や https:// は付けません。 同じ画面の「追加設定」(AIトレーニングと検索ポリシー など)は、迷ったらそのままで大丈夫です。DNSレコードのインポートは「自動」のままにします。
    POINT追加設定の各項目の意味やおすすめの選び方は、「『ドメインを接続』の追加設定の選び方」で解説しています。
  4. 入力できたら、青色の「続行」ボタンをクリックします。
  5. 続行すると、プランの選択画面(無料プラン・Pro・Business・Enterprise)が表示されます。「無料プラン」($0)を選んで進みます。
    POINT会社やお店のホームページなら無料プランで十分です。各プランの違いや画面に並ぶ項目の意味は、「Cloudflareのプラン選択画面の見かた」で解説しています。
  6. 「DNS レコードを確認する」画面に、取り込まれたDNSレコードの一覧が表示されます。取ったばかりのドメインなら、種類が NS のレコード(dns1.onamae.com などを指すもの)をすべて削除し、TXT(v=spf1 -all)は残します。メールの設定などがないという黄色い警告が出ますが、この画面で何かを追加する必要はありません。メールを使っている場合は、MX や TXT のレコードがお名前.com側と同じになっているかここで確認します。
    POINTNSレコードを消す理由や、警告・プロキシ(オレンジの雲)の意味は、「『DNS レコードを確認する』画面の見かた」で解説しています。
  7. 画面いちばん下の「アクティベーションに進む」ボタンをクリックします。
  8. 「Cloudflare を有効にするにはネームサーバーを更新してください」という画面が表示されます。この画面には、Cloudflareが割り当てたネームサーバーが2つと、削除する今のネームサーバー(dns1.onamae.com・dns2.onamae.com)が書かれています。
例)割り当てられた Cloudflare ネームサーバー
ada.ns.cloudflare.com
bob.ns.cloudflare.com
POINTネームサーバーの名前はアカウントごとに違います。上の例ではなく、自分の画面に表示されたものをコピーしてください。この画面は開いたままにして、STEP2が終わったら戻ってきます。

この画面にはほかに、次の項目も並んでいます。

STEP2 お名前.comでネームサーバーを変更する

  1. お名前.com Naviにログインします。
  2. メニューの「ネームサーバー」→「ネームサーバー設定」を開きます。
  3. 対象のドメインにチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
  4. 「その他のサービス」タブを選び、「その他のネームサーバーを使う」を選択します。
  5. 「ネームサーバー1」「ネームサーバー2」に、STEP1でコピーしたCloudflareのネームサーバーを1つずつ入力します。3つ目以降の欄は空けておきます。
  6. 「確認」→「OK」で完了です。
注意途中でレンタルサーバーなどの申し込み案内が表示されることがありますが、Cloudflareを使う場合は申し込み不要です。内容をよく見て、ネームサーバーの変更だけを進めてください。

※ お名前.comの画面の文言や配置は変わることがあります。見つからないときは、Navi内で「ネームサーバー」と探すと近道です。

STEP3 反映を待って確認する

お名前.comでの変更が終わったら、Cloudflareの画面(STEP1の最後に開いたままにしておいた「ネームサーバーを更新してください」の画面)に戻り、いちばん下の青色の「ネームサーバを更新しました」ボタンをクリックします。これで、Cloudflareが切り替わったかどうかの確認を始めます。

クリックすると、「レジストラが新しいネームサーバーを伝播するのを待っています」という画面になります。Cloudflareが定期的に自動で確認してくれるので、ここではそのまま待つだけで大丈夫です。

画面の表示どうする?
次のステップ:DNS にアクセスして、既存のレコードを確認し、プロキシ ステータスを構成します。STEP1で確認済みなので、何もしなくてOKです。
次のステップ:証明書を管理するには、SSL/TLS を使用します。(無料の Universal SSL 証明書を発行します)https用の証明書は自動で発行されます。何もしなくてOKです。
自動 SSL/TLS は、オリジンを定期的にスキャンして…暗号化モードを設定します。暗号化の設定もCloudflareが自動で選びます。そのままでOKです。
ネームサーバーの置き換え・DNSSEC・オリジンのファイアウォールSTEP1の最後と同じ案内が、確認用にもう一度表示されています。STEP2が済んでいれば対応済みです。
接続された Workers がありません(Worker を作成/Worker を接続)プログラムを動かす機能(Workers)の案内です。ホームページの公開には使わないので、気にしなくてOKです。

画面には「通常 1〜2 時間、レジストラによっては最大 24 時間」とあります。ネームサーバーの情報がインターネット全体に行き渡るまでの時間なので、遅いと最大24〜48時間ほどかかることもあります。

POINT待っているあいだの画面のURLは https://dash.cloudflare.com/(アカウントID)/(ドメイン名) です。これはドメインの「概要」ページなので、ブックマークしておくと、あとで様子を見に来るときに便利です。

切り替わったときの画面

切り替えが確認されると、ドメインの「概要」ページの表示が次のように変わります。

画面のいちばん上の表示
待っているあいだレジストラが新しいネームサーバーを伝播するのを待っています
切り替え完了ドメインは Cloudflare によって保護されています

「ドメインは Cloudflare によって保護されています」と表示されたら、STEP4に進めます。

完了の画面の下のほうには、次の項目も並んでいます。どれも今は触らなくて大丈夫です。

自分で確かめたいときは、パソコンのコマンドで調べることもできます(Windowsならコマンドプロンプト、Macならターミナル)。

nslookup -type=NS example.com

結果に 〜.ns.cloudflare.com が表示されれば切り替え完了です。

STEP4 ホームページのプロジェクトにドメインをつなぐ

「ドメインは Cloudflare によって保護されています」と表示されたら、ホームページを公開しているプロジェクト(Workers & Pages)に独自ドメインを設定します。

POINTCloudflareでホームページを公開すると、プロジェクトは「Worker」として作られます(以前は「Pages」として作られていました)。プロジェクトのURLが 〜.workers.dev なら Worker、〜.pages.dev なら Pages です。下の手順は Worker の画面にそって説明しています。
  1. アカウントホームの左メニューにある「Workers & Pages」から、対象のプロジェクトを開きます。
    POINT左メニューに「Workers & Pages」が見当たらないときは、「コンピュート」をクリックして開くと、その中に表示されます。
  2. 「ドメイン」タブを開きます。最初は「カスタムドメインがありません」と表示されています。
  3. 右側にある青色の「+ ドメインを追加」ボタンをクリックします。(隣の「+ ルートを追加」ではありません)
  4. 「ドメインを接続」(Worker をアカウント内のドメインに接続します)という小さな画面が開きます。STEP1〜3でCloudflareに追加したドメインが一覧に出ているので、example.com の行をクリックします。
    注意下にある「ドメインを購入」は、Cloudflareで新しくドメインを買うためのボタンです。お名前.comで取ったドメインを使うので、押さないでください。一覧にドメインが出ないときは、STEP3の「ドメインは Cloudflare によって保護されています」の表示になっているか確認します。
  5. 「example.com に接続」という画面になります。次のように入力して、青色の「ドメインを追加」をクリックします。
    • サブドメイン(optional):空欄のままにします。空欄にすると、example.com(ルートドメイン)に接続されます。
    • 有効化対象:「本番」のままにします。公開中のサイト(本番)をこのドメインで表示する、という意味です。
  6. もう一度「+ ドメインを追加」から同じドメインを選び、今度はサブドメインの欄に www と入力して「ドメインを追加」をクリックします。これで www.example.com でも表示できるようになります。

同じCloudflareアカウントでドメインを管理しているので、必要なDNSレコードは自動で作られます。SSL証明書(https)も自動で発行されるので、自分で設定する必要はありません。

POINT「ドメイン」タブの一覧に追加したドメインが表示されれば完了です。証明書の発行に数分〜しばらくかかることがあるので、すぐに表示されなくても、少し時間をおいてから開いてみてください。

※ Pages のプロジェクトの場合は、「カスタムドメイン」タブ →「カスタムドメインを設定」から同じように追加します。

STEP5 wwwあり・なしをそろえる(おすすめ)

example.com と www.example.com の両方でサイトが見られる状態だと、検索エンジンには別のページとして扱われることがあります。どちらか一方に転送(リダイレクト)してそろえておくのがおすすめです。

  1. アカウントホームの「Domains」にある対象のドメイン(example.com)をクリックして、ドメインの「概要」ページを開きます。
  2. 概要ページの左メニューにある「ルール」→「リダイレクトルール」を選びます。
  3. 「シングル リダイレクト」の画面が開きます。最初は「ルールはありません」と表示されています。青色の「+ ルールを作成」をクリックします。
    Cloudflareのリダイレクトルール画面。左メニューの「ルール」の下に「リダイレクトルール」があり、画面中央に「シングル リダイレクト」と青色の「ルールを作成」ボタンが表示されている
    左メニューの「ルール」→「リダイレクトルール」を開いたところ。中央の「+ ルールを作成」から進みます。
  4. 「新しいシングル リダイレクトを作成する」の画面になります。上に並んでいるテンプレートのうち、「WWW からルートにリダイレクト」の「テンプレートから作成」をクリックします。
    「新しいシングル リダイレクトを作成する」画面。上に「HTTP から HTTPS へのリダイレクト」「WWW からルートにリダイレクト」などのテンプレートが並び、下にルール名・リクエスト URL・ターゲット URL・ステータス コードの入力欄と「デプロイ」ボタンがある
    真ん中の「WWW からルートにリダイレクト」の「テンプレートから作成」を押すと、下の入力欄が自動で埋まります。
  5. 入力欄が自動で埋まります。「このテンプレートは変更しなくても動作します」と表示されるとおり、基本はこのままでOKです。
    項目自動で入る内容意味
    ルール名WWW からルートにリダイレクト [テンプレート]管理用の名前。わかりやすければ変えてもOKです。
    受信リクエストが一致する場合ワイルドカード パターン下の「リクエスト URL」に当てはまるアクセスだけ転送します。
    リクエスト URLhttps://www.*www. で始まるアクセスすべて(* は「何でも」という意味)。
    ターゲット URLhttps://${1}転送先。${1} には、上の * に当てはまった部分(example.com/price など)がそのまま入ります。
    ステータス コード301 - Permanent Redirect「ずっと転送する」という意味。このままでOKです。
    テンプレートから作成したあとの画面。ルール名に「WWW からルートにリダイレクト [テンプレート]」、リクエスト URL に「https://www.*」、ターゲット URL に「https://${1}」、ステータス コードに「301 - Permanent Redirect」が入っている
    テンプレートから作成したところ。下に「ルール検証に合格しました」と表示されていれば、入力内容に問題はありません。
  6. いちばん下の「クエリ文字列を保存する」にはチェックを入れておくのがおすすめです。URLの ? から後ろ(クエリ文字列。広告やSNSの計測用の ?utm_source=… など)も、転送先に引き継がれます。
  7. 「ルール検証に合格しました」と表示されていることを確認し、右下の青色の「デプロイ」をクリックします。(「下書きを保存する」では、まだ転送は始まりません)
  8. 「このルールはあなたのトラフィックには適用されない可能性があります」という確認画面が出ることがあります。「とにかくルールを無視して展開する」を選んだまま、「ルールの展開」をクリックします。
    「このルールはあなたのトラフィックには適用されない可能性があります」という確認画面。「とにかくルールを無視して展開する」が選ばれていて、右下に「ルールの展開」ボタンがある
    上の「とにかくルールを無視して展開する」のまま「ルールの展開」をクリックします。
    注意STEP4で www をプロジェクトのカスタムドメインとして追加していれば、この警告が出ても転送はきちんと動きます(Worker用の特別なDNSレコードが、ふつうのレコードとして数えられないために出る警告です)。下の「新しい プロキシ DNS レコードを作成します」を選ぶと、www 用のレコードとぶつかって表示できなくなるおそれがあるので、選ばないでください。
  9. 一覧に「WWW からルートにリダイレクト [テンプレート]」が表示され、「有効」のスイッチが緑色になっていれば完了です。
    シングル リダイレクトの一覧。「WWW からルートにリダイレクト [テンプレート]」が1件あり、有効のスイッチが緑色でオンになっている
    ルールが追加され、「有効」がオンになった状態。

http を https にそろえる

あわせて、http:// で来た人も自動で https:// に切り替わるようにしておきます。

  1. 同じ概要ページの左メニューにある「SSL/TLS」→「エッジ証明書」を開きます。
  2. 下のほうにスクロールし、「常に HTTPS を使用」のスイッチをクリックしてオン(青色)にします。保存ボタンはなく、すぐに反映されます。
    「SSL/TLS」→「エッジ証明書」の画面。「常に HTTPS を使用」のスイッチが青色でオンになっている。その下に「HTTP Strict Transport Security (HSTS)」と「HSTS を有効にする」ボタンがある
    「常に HTTPS を使用」のスイッチがオン(青色)になった状態。
POINT同じ画面にある「Advanced Certificate Manager (ACM) を有効化」は有料オプションの案内、「HSTS を有効にする」は https をさらに強制する上級者向けの設定です。HSTS は一度オンにすると元に戻しにくいので、どちらも触らなくて大丈夫です。

これで、http:// や www 付きのどの URL から来ても、最終的に https://example.com/ の同じページに届くようになります。

うまくいかないときは

症状考えられる原因と対処
Cloudflareのドメインの「概要」が「…伝播するのを待っています」のまま反映待ちのことがほとんどです。お名前.comで入力したネームサーバーにつづりの間違いがないか、2つとも入っているかを確認し、最大48時間ほど待ちます。DNSSECが有効な場合は、お名前.com側でオフにします。
サイトを開くと「このサイトにアクセスできません」STEP4のカスタムドメイン設定がまだか、反映途中です。プロジェクトの「ドメイン」タブに追加したドメインが表示されているかを確認してください。パソコンやスマホに古い情報が残っていることもあるので、別の端末や回線(スマホのモバイル通信など)でも試してみます。
「保護されていない通信」と表示される/証明書のエラー証明書の発行待ちです。数分〜しばらく待ってから開き直してください。
「リダイレクトが繰り返し行われました」と出る転送の設定が重なっている可能性があります。STEP5のリダイレクトルールを見直し、同じ転送を二重に設定していないか確認します。
独自ドメインのメールが届かなくなったCloudflareの「DNS」→「レコード」に、以前と同じ MX・TXT レコードがあるか確認し、足りなければ追加します。メール関係のレコードは「DNSのみ(グレーの雲)」にしておきます。

最後のチェックリスト

NEXTサイトが表示できるようになったら、Googleに知らせておきましょう。「Google Search Consoleにサイトを登録する」で、登録とサイトマップの送信の手順を解説しています。

ドメインやDNSの設定は、一度済ませればふだん触ることはほとんどありません。「自分でやるのは不安」「メールも一緒に移したい」という場合は、設定の代行もお受けしています。お気軽にご相談ください。

ドメインの設定も、まとめてお任せください。

ドメインの取得から公開まで、ホームページづくりに必要なことをワンストップでお手伝いします。